NIKUMAN総回診

ポン酢付けりゃうまい

太宰治の言葉から学ぶ人生のヒント ②

恥の多い生涯を送って来ました。

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太宰は、かなりモテた。

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太宰治の言葉

『私は確信したい。人間は恋と革命のために生れてきたのだ』

 太宰治によると、「革命」とは個人が生きていく上での挑戦のことで、その挑戦とは、より自分の思い通りに生きていこうとすることだという。今日、能力の高い人たちであっても、自分のしたいように生きている人はあまりいない。

 肉(私)は優秀な人が多い大学に通い、数多くの先輩、同級生が社会に旅立っていったのを見たが、自分のやりたいことを選んで意気揚々と前に進んでいった人は、一人もいなかった。みんな就活をして、その中でまあ我慢できる会社を選んで、それで「自分で好きで選んだ会社だ」と言い聞かせて毎日通っている。「お前それリクナビのアプリにおすすめに出てきて選んだヤツじゃねーか!」と言ってしまいそうだ。

 ただ、最近その風潮も変わってきているのを感じる。周りに流されるだけでなく、自分の意志で道を選んでやろうという人を多く見る。(主にツイッターでだけど)

 肉の知り合いの、とある社長は言った。「東京オリンピックを機に、そういう風潮は一気に変わるぞ。何も考えないやつは置いて行かれる。」なんでオリンピックなのかはよくわからないが、偉大な人であったし、なんだか説得力はある。

 どうにか、自分のやり方でこの世を生きていきたいものだ。10年後、どうなっているかは分からないが、、、。

 あと、恋のために生まれてきたのかどうかはよくわからない、未熟ゆえだろうか、、、、、。

 

『走るのだ、信じられているから走るのだ。間に合う、間に合わぬは問題ではないのだ。人の命も問題でないのだ。私は、なんだか、もっと恐ろしく大きいものの為に走っているのだ。』

 自分の身代わりになった友人を救うために走るメロス。もう間に合わないのが明らかの中、走り続けているときの言葉。ここでいう、もっと恐ろしく大きいものとは、自分の信念である。走るのをやめてしまえば、人を信じることの気高さを、王に証明することができなくなる。自分で自分の信念を、曲げてしまうこととなる。それだけはあってはならないと、メロスを通して太宰治は言うのだ。

 誰にも信念というか、自分の思考の芯となる考えはあるだろう。そして誰も曲げたくはないだろう。よく考えたら当たり前だった。

 太宰治も実際お金がなく、友人を人質に金策に走っていたらしい。なんてやろうだ

 

『人間、失格。もはや、自分は、完全に、人間で無くなりました。』

 最近ほんとに思う。散々周りに流されず自分の道を行くとか堂々と言ってても、それはただの言い訳でしかないのではないか、とかふとボケッとしているときに思ってしまう。そんな時、周りのしっかりやっている人と比べて自分は人間として劣っているのではないかと、恐ろしい劣等感に苛まれる。しかもそれが何年か続くのがわかっているので、今にも死にたい。。。。いや生きよう。。

 

『人なみの仕合せは、むずかしいらしいよ。』

 人なみの仕合せって何だろうか。たぶん、そこそこ収入があって、良い奥さんと結婚して、かわいい子供がいて、毎日楽しい日常が続いて、、、、、っていうのを言うのだろう。

 そこに辿り着くというよりは、それを幸せだと感じるのが、難しいような気がする。実際その幸せな毎日になったとしても、なんだか違う、、、と思ってしまいそうだ。そのまま死んでいってしまいそうだ。でも、じゃあお前の思う幸せってなんだよ、って聞かれても、上手く答えられない。大体で言うと、自己実現、、ってところになりそうだ。あいまいな言い方である。

 幸せでいうと、秋元康さんが、

自分の幸せが定義づけできない人は、何も手に入らない。」と言っていたのを思い出した。

 

続く

 

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