懐かし名曲 第三話 愛と欲望の日々
サザンオールスターズの光輝く名曲たちのなかでも、強く印象に残る一曲。
まずタイトルがいい。というかそのままである。こんなんでいいのか。
歌詞が非常にいい。とてもしゃれている。「愛のために生きりゃいいじゃん」の「じゃん」に、深く考えないで女とヤることだけ考えてりゃ楽しくいきられるよね、という意味が感じられる。
その他にも、「可愛い女になれるや」とか「この世はどうせしがない社会」とかどうしてこんなに桑田佳祐はかっこいいのだろうか。変な顔なのに。
「愛にもゆる君の性器」とか「愛の種を蒔けばいいじゃん」とかそのまんまの歌詞もあるので、カラオケで歌うには注意。むしろ歌いたいような気もするが。
余談であるが、桑田は今のようなしゃがれた声を出すために、高校時代わざとウォッカでうがいしたりしていたらしい。計算していたのだ。
適当に生きているフリをしてものすごく考えている一面が垣間見えるのが、桑田佳祐のカッコよさだと思う。