シャドウバースとかいうゲームがつまらない理由のひとつ
私がスマートホンで唯一やっているゲームが、「shadowverse」です。
シャドウバースは2016年リリースの対戦型オンライントレーディングカードゲーム。(wikipediaより)
ん。。。。。トレーディングカードゲーム?
なんか遊戯王とかポケカとか友達とカードを交換したりできるモノをトレーディングカードゲームって言うのかと思ってたけど違うのか。
シャドウバースにそんな和気藹々とした光景は無い。正直私も常に怒りながらプレイしている。
そもそも交換機能はない。友達もいない。
トレーディングカードとは(またもやwikipediaより)
トレーディングカード(Trading Card)は、個々に異なる様々な種類の絵柄や写真が印刷されており、収集(コレクション)や交換(トレード)されることを前提に作られ販売・配布される鑑賞用またはゲーム用のカードである。
やっぱりそうだよな。
公式を見る。
ああ、公式では別にトレーディングカードゲームとは言ってなかったのか。
しかし、今度は逆に「本格」って言葉が気になるんだが、、、、、、。
「本格スマホ」では無いだろうから、(意味不)
多分、シャドウバースは「本格カードバトル」なのだろう。
ていうか今気付いたけど「カードゲーム」でもなかったんかい。
「カードバトル」って、、、、、、、
「本格」と言われると、本格中華とか、そんな言葉が浮かび、王道の中華料理の画が浮かぶ。
最高だ。。。。
つまり、本家の意志にきちんと倣ったもののことを「本格~」というのだろう。
「カードバトル」の本家とはどんなものだろう。ていうかそんな言葉あるのか。
「カードバトル」で検索してみた。
広告広告と続いて、ほぼ一番上に出てきたものがコチラ
.....。
ああ、すなわちこれが「カードバトル」の本家か。
「本格カードバトル」っていうのは「妖怪ウォッチとりつきカードバトル」の方向性に倣ったものを言うんだな。
シャドウバースは「本格カードバトル」なんだよな。
って全然違うじゃねえか。
…...。
茶番はここまでにして、、、、
shadowverseというゲーム、正直今のところあまり面白くない。
その理由の一つについて考えました。
シャドウバースは、化物で相手のライフを0にしたら勝ち、というよくあるルールのカードバトルです。(雑)
マナの概念があるデュエルマスターズと、ライフのある遊戯王を組み合わせたような、両者ともよく似たルールとなっています。
当然ながらこのゲームにおいて、プレイヤーの最大の目的は相手プレイヤーを攻撃する(ライフを削る)事です。
相手プレイヤーを攻撃する事はこのカードバトルを進めていく上で中心となる行為です。
また、カードバトルの醍醐味といったらやはり駆け引き、戦略性です。
(ポーカー然り)
デッキを考えたり、好きなカードを使ってみたりと、カードバトルには様々な楽しみ方が ありますが、
やはり一番楽しいのは試合中で、「さぁ~てどのカードを使おっかなぁ~」とか、その場で戦略を考え、駆け引きを打つことでしょう。
しかしですね、、、、、、、、、、、、このゲーム、驚くべきことに、、、、、
なんと、、、、、、、、
相手プレイヤーを殴る事において駆け引き、戦略性が皆無。
↑バトルの中心を成す行為
(;゜ Д゜) …!?
工エエェェ('A`;)ェェエエ工
そう、このゲームでは最大の目的である相手プレイヤーへの攻撃において、
攻撃するか否かの戦略性が皆無なのです。
言い換えれば、相手プレイヤーを殴る事についてのリスクが全くないという事です。
リスクがないので殴れるときは殴る一択。そこに考える余地はありません。
シャドウバースに
「いや、ここは一旦深呼吸して落ち着こう。」という戦術はありません。
シャドウバースにあるのは、、、、、、、
突撃のみ
他のカードゲームを見てみましょう。
例えばデュエルマスターズ。
デュエルマスターズはシャドウバースと同じように化物を召喚し、相手プレイヤーに攻撃を仕掛けていくゲームなのですが、
違うのは、デュエルマスターズではシャドウバースで言うライフの代わりに、シールドというものを削り合うという事です。
試合の初めに山札の上から五枚のカードがシールドとして場に裏向けに置かれます。
そして自分の化物によってて相手シールドを攻撃すると、そのシールドが相手の手札に加わる、というルールです。
五枚のシールドを全て破壊し、最後相手プレイヤーに直接攻撃を通すことが出来れば勝利です。
つまり相手のシールドを破壊すると、相手の手札が増えてしまうというリスクがあります。
「ここで相手の手札が増えたらまずいから、ほんとは攻撃したいけどここでシールド破壊するのやめとこ」
という戦略が成立するワケです。
また、デュエルマスターズには「シールドトリガー」という概念があります。
これは一部のカードに付いている能力で、
自シールドが破壊され自分の手札に加わるとき、そのカードに「シールドトリガー」能力が付いていれば、相手ターンであってもそのカードを無償で使うことが出来る、というものです。
「シールドトリガー」能力の中には非常に強力なものがあり、迂闊に攻撃してしまうと、どんなに有利な状況であっても「シールドトリガー」を相手に使われ、逆転されてしまう場合もあります。
なので、デュエルマスターズでは相手プレイヤーを攻撃するかどうかを判断することが非常に重要であり、そこに駆け引き、戦術が生まれています。
近年では、Dスイッチ、ニンジャストライクといった要素も続々追加されています。
これはどちらも「シールドトリガー」と同様、相手の攻撃に反応する能力です。
相手プレイヤーを攻撃するかどうかの判断における戦略性をより高めて、カードバトル自体を面白くしようという意図が見て取れます。
また、遊戯王もシャドウバースと同じように化物でライフを削り合うルールですが、
相手化物の攻撃に反応して発動する「罠カード」という要素があります。
相手にダイレクトアタックでトドメを刺そうとしたらマジックシリンダーで逆ノックアウト とか、ミラーフォースで全滅し Σ(・∀・|||)ゲッ!!… とかいう体験をした人も多いのではないでしょうか。(古)
遊戯王では相手プレイヤーを攻撃するときにこの「罠カード」を考えて攻撃するかどうかを判断する必要があります。もちろんそこに、戦略性があります。
これらの「シールドトリガー」「罠カード」という要素は、他のカードバトルにおいては元々のルール自体に組み込まれているものです。
はじめにルールを作るときに、相手プレイヤーを攻撃するときに駆け引きが発生するよう、きちんと考えて作ってあるのです。
よく考えれば当然です。バトルの中心となる行為なのですから、そこに戦略性がなければそのカードバトルは面白いわけがありません。
しかし、、、、、、、、、
シャドウバースには無い。
衝撃です。他のカードバトルには言うまでもなく当然組み込まれている戦略性がシャドウバースには無い。
もう相手を攻撃できるときは自動で攻撃するようにプログラムしとけばいいと思います。だってするに決まってるんですから。頭どころか手を動かす必要さえない。
そりゃあんまりおもしろくありません。
じゃあシャドウバースには代わりにとして
他になにか戦略として考える要素があるんじゃないかと言ったら
あんまり無いんですよねえ。。。。
殆ど何も考えなくてもプレイできる。
ただの数字合わせになってることもしばしば。1,2,3,4,,,って書いてあるカードを順番に出していくだけです。
だかららこそ微妙なプレイングの差で上手い人とそうでない人の差が出るんだと
無理やり言おうと思えば言えます。。。。
まあ最近は、自動運転とかAIとか、なんでも自動化されてきており、人間が頭を動かす必要もなくなってきていますから、
カードバトルも自動化でシャドウバースは近代的ゲームで一線を画していて、むしろ他のヤツが遅れてるってことで、、、、、、
ってそんなんで納得できるか。
…...。
一応フォローを入れるなら
一応シャドウバースにもそういった要素がないわけではありません。(復讐状態など)
しかし殆ど機能していませんし、最近の風潮では運営は機能させる気もなさそうです。
いやフォローになってない。
絵は綺麗ですし、スマホンゲーにしてはかなりヌルヌル動きますし、キャラは所々魅力的なのがいますし、演出は盛り上がるように作ってあるし、次々に新しいカードが出るし、全然無課金でもプレイ出来て、もっと集金してもいいんじゃないかと思うこともあるくらいですし、、、、
カードバトル以外の面では良いところはあるんですがね。。。。。。
ここまで色々言いましたが
私は好きで割と毎日プレイしてるんです。やったらやる分だけイライラしますが、、、、、
それでもなんかやってしまうんです。
勝ったら嬉しいし負けたら悔しい。
カードバトルとしてはイマイチでも
バトルとして一番重要な要素は入っているのかもしれません。
完。